運ぶ・出荷
袋詰め
シュガービン下部の排出口にトラックを直接乗り入れて、袋詰めを行います。1つのフレコンバッグには約2トンの製品を詰めることができ、トラック1台に6本のバッグを積んで港にある製品倉庫に運ばれ保管されます。
船積み
クレーンでトラックの荷台からフレコンバックを一袋ずつ吊り上げ、船倉上でバックの下部にある排出口を開いて砂糖を排出します。一度に700トンの製品を積み込み、およそ1週間に1度のペースで大阪の精製糖工場へ向けて運びます。種子島の南種子町島間港(みなみたねちょう しままこう)から約38時間かかります。
製品はシュガービン(貯蔵用タンク)に貯留された後、フレコンバッグ(運搬用の布バッグ)に詰め替えます。このとき製品の一部を採取し、糖度をはじめ出荷判断のための品質分析を行います。 基準を満たした製品は計量され、トラックで港まで運ばれて倉庫に一時保管されます。一定量に達するとバラ積みの状態で船積みされて、大阪の精製糖工場(日新製糖株式会社)に運ばれ、白砂糖などさまざまな製品に生まれ変わります。