地域社会に貢献し信頼される企業を目指す新光糖業株式会社

新光糖業株式会社

製品ができるまで

 

分ける(分離工程)

地域環境への取り組み

結晶缶でできた白下(しろした)は、分離機によって砂糖と糖蜜に分けられます。分離後、砂糖はコンベア等でシュガービンまで搬送され貯蔵されます。一方、糖蜜にはまだ糖分が残っているので、結晶工程へ戻して結晶の成長に再度利用します。

分離機

分離機は洗濯機の脱水と同じ原理で、回転による遠心力を利用して、砂糖と糖蜜に分離します。分離すると砂糖は分離機内に残り、糖蜜は機内の網から外に抜けます。機内に残った砂糖は分離機下部にある搬送設備へ送られます。

コンベア

分離された砂糖をシュガービンへ搬送するための設備です。薄茶色のものが砂糖です。分離した直後の砂糖は温かく、水分を多く含んでいます。

各工程ごとの原材料の移り変わりを見るにはこちら

シュガービン

出荷待機のため砂糖を一時的に貯蔵しています。5基のシュガービンがあり、1基につき約30トンの砂糖を貯蔵することができます。

分離された糖蜜

こげ茶色で強い粘り気のある液体です。結晶工程を1回経て分離された糖蜜には糖分がまだ多く含まれているので、さらに繰り返し2回、結晶缶で結晶を成長させるために使用します。

最終糖蜜

結晶工程で3回使用されて分離された糖蜜を、最終糖蜜と呼んでいます。最終糖蜜は家畜の飼料や発酵原材料用として利用されています。